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真夏の誘惑-1

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         ここに書かれているものは全て「妄想」です。
           現実の事は一切含まれておりません。
         妄想を妄想としてお楽しみいただける方のみ、
             お読みいただければ幸いです。
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ただ、ただ、暇を持て余してる日だった。
何するというわけでもなく、ただ、ぶらついてる日だった。
目的もない、金もない、ただ時間だけが余ってた。
いつもなら「暇だから大学にでも」なんて感じだが、
昨日から一週間、大学が閉鎖だ・・・工事だと言う。
元々夏休み期間出し、スポーツなど特別以外行かない。
俺みたいに、暇つぶしに行く奴なんて珍しいwwww
その「暇つぶし」も出来ない。
友達連中も、田舎帰ってるし・・・俺か・・・
俺は田舎帰る気もない、あんな糞みたいなど田舎。
そう言っても、何もする事ないというのも、キツイもんだwwwww

天気も・・・いいと言うか・・・・汗ばむwwww
俺は何も考えないで歩いていた。
知らない内に、河川敷にたどりついてた。
そこはいつもは大学に行く電車で渡る川だった。
土手沿いを歩いている・・・すれ違う人もほとんどいない。
朝なんかは散歩とかしてるやつもいるんだろうが、
こんな暑い日の真昼間、そんな奴もいない。
河川敷で、草野球や、ゴルフのマネごとしても奴らも見えねぇーや・・・・
しばらく土手沿いを歩いてると、大きな橋が見えてくる。
俺はその手前で河川へと降りて行った。
さすがに暑い・・・・橋の下の影が「おいで」と誘ってる気がしたwwww
河川敷におり、橋の下の日陰に向かって歩いてると・・・・・
ふと、人の姿が目に入ってきた。
(なんだ・・・人いるのか・・・)
それは橋の下で座り込んでいた。
近づいていくと、本でも読んでる風だった。
(おや・・・女の人・・・それも、学生か・・)
だんだん近づくにつれて、その女性がはっきりと見えてくる。
高校生くらいだろう、ロングヘヤーの遠目にも可愛い子と分かる。
夢中で本読んでるらしく、俺には気がつかないでいる。
俺は少し後ろに位置するように歩いて行った。
河川敷からさらに川に下る所は、コンクリートで段々になっている。
その下の方に彼女は座って本を読んでいた。
俺は彼女の真後ろあたりまで歩いてきたが、全く気付いていないようだ・・・
一瞬足を止め、彼女の読んでる本を確認したら・・・・・
なんとそれは遠目からも分かるある特別な本であった。
と言うか、俺だからちらっと見てそれだと気がついたのだが・・・・
だって、それは俺の部屋にもある「本」だった。
(へぇー・・・女の子がそんな本を・・・・)
そうそれはSM雑誌だった。
(こんな年からそんな本読んでるのか・・・・)
一瞬、単純にそう思ったが・・・・よく考えたら・・・・
(そうか・・・家とかで読めないから・・ここなんだ・・・)
その時だ、あまりにする事がないでいた俺の心に、とんでもない事が・・・
そう、悪魔が千載一遇のチャンスだぞと、囁いたのだ。
俺は足音を立てないように、その階段をおり始めた。
静かにゆっくりと彼女の背後に近づいていく。
それでも俺に気づかない彼女に突然声をかけた。
「こんな所で一人で何読んでるのかな」
彼女はこれ以上ないというびっくりした顔で振り向いた。
そこに男が・・・見も知らぬ男が立っているのだ・・・・・
彼女は慌てふためき・・・もってる雑誌も投げ捨て・・・
走って逃げていく・・・
その慌てぶりは見てて可笑しいくらいだった・・・
そう、カバンを置いたままで走って逃げるように立ち去った・・・・
俺はそんな彼女をあえて追いかけもせず、それ以上声もかけず・・・
さっき自販機で買ったコーヒー飲みながらそこに座った。
カバンはまさに女子高生らしい可愛いプリントものであった。
SM雑誌も拾い、埃を払い・・・ながめる。
(へぇー・・・最新号か・・・)
俺はその雑誌を読みながらただ待っている・・・そう・・・
カバンを置き忘れた事に気が付き戻ってくるのをwwwww
しばらくすると人の気配が感じられた。
俺はあえて振り返りもせず、黙って雑誌を読み続ける。
(今自分の真後ろの河川敷にいるなwww)
彼女はそこからしばらくの間、降りてこれないでいた。
俺は助け舟を出してやる事にした。
「忘れ物取りに来たのか」
あえて振り返らず、声だけ掛けた。
それでも彼女からの返事はなかった。
「中なんか見てないよ、これだろ」
俺は片手でカバンをつかみ上にあげてやる。
ようやく観念したのか・・・・大事なものでも入ってるのか・・・
彼女が降りてくるのが分かった。
「・・・・す・・すみません・・・か・・カバンを・・・」
蚊の泣くような声が聞こえる。
「返すとか返さないとか・・・そんなんじゃないよ、取ったわけじゃないしwww」
「す・すみません・・・・」
「それより、お兄さんと少し話しないかい・・・・・」
「えっ・・・・・」
「それともカバンだけ貰ってさっさと逃げようと言う訳かな」
「に・・逃げようとか・・・・・・」
「そうだよね、こんな雑誌読んでるとこ見られた男からなんて、さっさといなくなりたいよね」
そう言って今度はSM雑誌を上にあげた。
「そ・・・それは・・・・・・」
「とりあえず、隣に座ろうよ」
しばらく、返事もない・・・隣に来る気配もない。
かといって・・・立ち去る気配もなかった。
「何にもしないよ、こんな真昼間wwwww」
一段・・・彼女が降りてくるのが感じられる。
俺はあえて、振り替えもしない、ましてや手を取り無理維持もしない。
どのくらい時間を要しただろうか・・・
とうとう彼女は俺の隣まで降りてきた。
「座んないのかい」
彼女は少し離れて座り込んだ。
「はい、カバン」
そう言ってカバンを返してあげた。
「ぁ・・ありがとうございます」
よく聞くと、なんとも可愛らしい声だと気が付いたwwww
「なんで逃げたのかな、そんなにびっくりした」
「あっ・・・その・・・・・」
俺はあえて直接的に聞いてみた。
「こんなの読んでるの見られて恥ずかしかったのかなwww」
「そ・・それは・・・・」
横眼で彼女を見ると、カバンを抱きしめ丸くなりながら、顔は真っ赤になっていた。
「よく読むんだこんな雑誌を」
「い・・いいえ・・・初めて・・・・」
「へぇー・・・初めて買ったんだ・・・」
「そ・・そんな・・・ここに落ちてた・・・・」
「あれまぁ・・・・そんな嘘つく子だったんだ・・・・」
「う・・・嘘なんて・・・」
「お兄さんは・・・この雑誌知ってるんだよね・・・」
「えっ」
「俺も毎月買ってるらさwwwこれ「最新号」昨日発売になったものだよね」
「し・・知りません・・・・・・・」
「そんな最新号、ここに落ちてたと言うんだwwww」
彼女はもう黙るしかなかった・・・・・
「今も言ったけど、お兄さんもこの手の・・・嫌いでないんだよね。恥ずかしがらなくていいと思うよ、どちらかと言うと「同士」だしねwwww」
「同士」その言葉に彼女は俺の方を見た。
俺もあえて真っ直ぐに彼女の方を見て、ほほ笑んだ。
「買ったんだよね・・・・」
彼女はしばらく俺を見つめながら・・・小さく頷いた。
「いつも買うのかな」
「・・・・三回目・・・です・・」
消え入るような声、真っ赤になって恥ずかしそうにする姿・・・・
悪魔の囁きが頭の中を駆け巡る・・・・・
(犯してやりな・・・出来る・・・大丈夫さ)
「興味あるんだ、こんな事に」
「・・・・・・・・・・・・」
「俺も高校の時からかな、この雑誌読み始めたのはwww」
またも彼女は俺の方を向いた。
「君も・・・高校生だろ」
「えっ・・あ・・あの・・・」
「まぁ、高校生・・・しかも、女の子がこんな雑誌買ってるなんてなると・・・普通は「キモイ」と思われるよねwwww」
またも下を向いて黙りこむ。
「俺は、自分も買ってるから・・・なんとも思わないけどね」
「でも君は読むだけだろ、経験なんかしないだろ」
「け・・経験なんて・・・・・」
「俺は何度かやったことあるよ」
「えっ」
俺はそこで立ち上がった。
そして、雑誌を彼女の方に差し出した。
「まだ全部読んでないだろwww、こっちも返すねwwww」
「あっ・・そ・・」
彼女はあわてて立ち上がり・・・しかし手を伸ばそうとしない。
「そうか・・・こんなとこで読んでると言うのは、家なんか持って帰れないんだwww」
「でも、捨てて行くのもなんだろ、隠して持って帰れば・・・」
俺は雑誌を差し出したまま話しかける。
「ダメなの・・・家にはとても・・・・」
「そうか、いつもはどうしているんだい」
「一気に読んで・・・捨ててく・・」
「へぇー・・・こんなのは何度も読み返して、オナニーとかするんだけどねwwww」
「そ・・そんな事は・・・・」
「した事ないと言うのかなwwwwww」
彼女は真っ赤なまま・・・・黙りこむ。
「一つ提案あるけどいいかな」
「君、この雑誌買うの・・・大変だろ・・・恥ずかしくてwww」
「・・・じ・・自販機が・・・」
「それでも・・・恥ずかしいよねwww」
返事のないのはが返事だwwwww
「なんだったら、毎回変わりに買って見せてあげようか」
彼女は、不思議そうな眼を俺に向けた。
「言ったろ、俺も毎月買ってるって見せてやるよ・・・」
「でも・・・・・」
「そう、そうなるの君の事もう少し知らないといけないし・・・名前とか電番とかアドとか・・・・」
「そ・・それは・・・」
「それと、俺のアパートにも来てもらわないとね、そこらへんで並んで見るようなもんでないしなwwww」
「・・こ・・困ります・・・」
「そうなるよねwwwでも、こんな機会逃すときっと二度と・・・」
「・・・・・・・・」
「話少し変えようか」
「えっ・・」
「君、彼氏とかボーイフレンドとかいるのかな」
「えっ・・そんなのは・・・・」
彼女は少し恥ずかしそうに目をそらした。
「あら、その顔はいるんだねwwww」
「いいよ、そんなのあたり前だろうて、その年でそんなに可愛くて美人さんなら、居て当たり前だよwww」
「美人じゃないし・・・」
「十分美人で可愛くて、いい女だよ、うん。間違いなくwww」
「そ・・そんなこと・・・」
「いや、自信持っていいさ、彼氏もいるんだろ」
今度はもう無言でいる。
「さてそこで問題ですwwww」
「えっ・・・」
「その彼氏に、こんな趣味言えるのかな」
「む・・無理・・・」
「そうか・・・それじゃいつもは普通のSEXかな」
「そ・・・・そっ・・・」
「いいって、俺だって高校時代にはもう経験してたよ」
俯き、真っ赤になって黙り込む。
「彼氏にはとてもこんな事話せないよね」
・・・・・・・・・
「なら、いつもある意味「我慢」してるんだよね」
・・・・・・・・・
「俺と言う訳分からん男・・・だけれど。そこに関してはいい話相手になれると思うよ」
・・・・・・・・・
彼女からはもう返事は戻ってこない。
俺は一枚のメモを彼女に強引に渡した。
「今夏休み中だろ。今日一晩考えて、もし「どうしても引っ掛かるもの」があるなら、電話くれればいい。俺も大学生で夏休み中、暇してるだけだしね」
そう言って、さっさとその場を離れて行く。
「そうそう、電話くれるのなら、午前中早目がいいな。図書館にでも勉強しに行くと言えば家出やすいだろうてwwww」
返事を期待するわけでもなく、聞いてるかどうか確かめるわけでもなく、
ただ独り言のようにそう話しながら、河川敷を後にした。
ただ、変な自信だけは心の中にあった。
・・・明日きっと電話がかかってくる・・・・
・・・俺のアパートの場所知らせれば・・・・
・・・あの子は俺の部屋にやってくる・・・・
何の根拠もない自信だが、妙に確信めいていた。
どうしようもなく暇な日が、
なんともワクワクする日に変わったものだwwww

theme : 18禁・官能小説
genre : アダルト

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Author:ひでにぃー
ようこそいらっしゃいました。
ネットの深海に生息している、
ひでにぃーと申します。
とても変んないい奴ですので、
からみよろしくです。

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